だるいのが治った (MuMさん)
  •                                       2015/9修了


【半年の小さく大きな変化

 

 

私は特に持病や大病を持っているわけではないですが、毎日体がダルく、起きてから寝るまで早く休みたいということを考えている日々でした。このままでは嫌だけど何かを始める気力がない、そんな時マクロビオティックを知りました。今から3〜4年ほど前です。

 インターネットでいろいろ調べていたときに恭子先生のHPを知りました。たんぽぽ便りの嘘のない赤裸々な体験談を読んで、この先生の本を買ってみようと思ったのが昨年の3月でした。しかし、自己流の料理しかやってない私には、今にして思えばわかりやすいハッピーの本もとても難しくみえて、実践したのはただの玄米ご飯だけでした。お便りが少し増えたかなという変化がありましたが、まだまだ体は重い日々でした。これはもうお教室に通って、きちんと作り方を学ばないと、私はやらないままダラダラ過ごしてしまう!そう思い今年の4月からお教室に通うことを決めました。(今にして思えば行動に移せるくらいは元気にはなっていたのだと思います。)

 

 

*お教室に通う以前の食事*

 朝  会社で玄米クリームブランを買って食べる。コンビニの菓子パンという日も時々。

 昼  玄米 ピーマンとちくわ炒め こんにゃくと鰹節 かぼちゃを炊いたの きんぴらごぼう

 夜  玄米 大根と豆腐の味噌汁 餃子 お昼のおかずを少し 市販のソースを使ったパスタ 

ラーメンなど

間食  ブラックサンダーやチロルチョコ、ビスコを毎日のように。時にはポテトチップスが夜ご飯になることも・・・

 恭子注:ちょっと玄米を、ちょっとマクロビオティックを
といった程度のこの食事は、悪くもありません。
が、体調を改善するまでには全く至りません。
改善するには一時的にも正しくしっかりと、恭子式マクロを実践しないと体調が変わる所までは行かないのです。



*現在の食事*

 朝  陽気のもと
恭子注:「陽気のもと」というのはインスタントの梅生番茶のもと、のことです。

 昼  黒豆玄米 かぼちゃの炊いたの 野菜の煮しめ 五目豆 ひじきレンコン きんぴら 

 夜  黒豆玄米 納豆 海苔 けんちん汁 かぼちゃの炊いたの 野菜の煮しめ 五目豆 

ひじきレンコン きんぴら おそば 

間食  黒豆玄米を包んで夕方に食べる。砂糖の入っていないシンプルなお煎餅 野菜チップス 

ミックスナッツ

 

 一番は間食の内容が変わりました。チョコレート大好きでしたが、お砂糖を使ったのを止めることを意識しました。ご飯は食事のときだけだと思っていましたが、先生にお腹空いたらご飯を食べてご覧なさいということで実践すると、これが良いのです!量は3、4口分ですが、一回に100回以上噛めるので満足感があるのです。間食はしないに越したことはないですが、今の私にはこれが最善です。そして玄米、主食を食べる量が増えました。よく噛みます。そして主食が多いとお便りもしっかりしたものがあるのです。

恭子注:この応用の仕方はいいですね〜
賢い方です〜

 

 

半年続けてみての変化

 

【お便りが増えた!】

 なによりの変化です。2週間に2〜3回だったお便りが、今では1週間に5回にまで回数が増えました。時には1日に2回ある日もあるのです!ほぼ毎日あるだけでも嬉しいのですが、1回の量にも変化が。以前は硬くコロコロしたお便りで、トイレで祈るようにしていましたが、今ではお手洗いに行けばそんなに時間もかからずスルっと出ます。そして量も増えました。バナナを超えるときもあります。そんなときは体もすっきりし、毎回「ありがとうございました」と手を合わせてしまいます。

恭子注:いつも同じことを言っていますが、
大きい便りこそ、内臓からの「元気ですよ〜」のお返事です。
西洋医学の始祖のヒポクラテスさんも
「健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない」
と言っております。
さらに、感謝するというのは、あっぱれ、さらに健康になるコツです。

 

【肌がしっとり】

 お教室に通い始めたとき、冬明けということもあり体がカサカサしていました。5月も半ばを過ぎたくらいでしょうか、体を洗っていると、あれ?しっとりしている、と気づいたのです。最初は暖かくなってきたし乾燥が治まってきたのだと思いました。しかし体にある色素沈着になっていた部分が薄くなり、お教室に通い始めてから肌を褒めていただくことが増えたのです。あ、これは砂糖抜きの成果だ!と思いました。そうなってくると甘いものに目がいっても、また肌が荒れるかもというのがいいブレーキになっています。

 恭子注:砂糖こそ全ての悪のもと。
これを抜くと、皆さん本当にお肌がきれいになってきます。

【気持ちが前向きに】

 日々の変化も少なくすべてが当たり前の毎日の繰り返しに感じていました。しかし恭子先生に、「感謝をしている人はみなさん幸せになっていくわね。仕合せになるコツよ」ということを聞いて、感謝することなんてそんな毎日あるかしらと思いました。ですが、小さなこと、大げさなことにでも目を向けて、一人暮らしできるだけの稼ぎがあること、お教室に通う気力が今の自分にあること、お料理をする食材が手に入ること、農家の皆さんが一所懸命にお野菜を育ててくださっていることなど、ああ、当たり前のことだけど凄いなぁ、ありがたいなぁ、と積極的に感謝の気持ちを意識していくと、同じ日常が少し違って見えてくるようになりました。嫌な出来事があったり言われたりしても、大きな気持ちで受け止められることが増えたのです。周りが変化したのではなく自分の中が変化しているのだなと感じています。そうするとますます感謝です。なによりこのことに気づかせてくれた恭子先生に感謝です。ありがとうございます。

恭子注:本当に素晴らしい方です!
感謝こそ仕合せのもと、を実践してくださいました。

 

【ダルさ軽減】

 朝起きたときから足がダルく、仕事に行くのが億劫だなぁと毎朝感じていました。仕事中も常にダルく感じ、いつも誰かに「疲れた?」とか「眠い?」と言われていました。お教室に通うようになって少しずつ朝起きるのが億劫じゃなくなり、体を動かすのが苦じゃなくなってきました。まだすっきり起きられるわけではないですが、起きてしまえば仕度をするのもスルスル動けます。少しずつ気持ちも前向きになり、週に2日ほど運動も始めてみました。凄いことです。なかなか行動にまで至らない日々だったのですから。そして朝晩ストレッチをして体を伸ばしてあげると1日体が軽く、浮腫みやダルさもあまり感じなくなってきました。

 

【休日の過ごし方】

 1日中外に出ず、家の中で特に何をするでもなくずっとゴロゴロして土日を潰してしまう日も少なくありませんでした。体を動かさないからお腹も空かず、2日で1食という日もあり、ますます疲れるという悪循環でした。お教室に通い始めてまずはきちんと食事だけでも摂る事から始めました。朝起きたら梅生番茶。昼と夜は黒豆玄米とけんちん汁。一度用意しておけばその都度料理することなくすぐに食べられます。生活のリズムができてきたら少しずつ外に出ようかなという気持ちになってきました。まだ街歩きや公園を歩く、というところまでではないですが、場所を変えて喫茶店で本を読むという、とりあえず外に出るということを始めています。たったそれだけでも充実感を感じるのです。ほんの数時間ですが一日を有意義に過ごしたと感じられるのです。これからも少しずつ行動範囲を広げて、水筒を持っていろいろ歩けるようにしていきたいです。

 恭子注:もう何も言うことはありません。私の伝えることをみんな実行してくれました。

GIVE & TAKE

 座学の中では当たり前に感じていたようなことでも氣を付けて、具体的に考えていくことを学びました。身に付けていくにはまだまだ時間が掛かると思いますが、日々に生かしていきたいです。ほかにも気、血、動や水野南北の天与の分限、三白の害、特に砂糖の害など様々なことを学びました。

中でも印象深いのが
GIVE & TAKEのお話です。どこの国の諺でも必ず与えること、出すことが最初にあるということ。これにはびっくりしました。栄養を取ることや与えられることばかりを考えるのではなく、まずは出す。きちんとお便りがあることが大切だということでした。体がダルいからサプリメントを飲まなきゃダメかしらとか、飲んでも効き目が感じられないとか思っていました。しかしまずは出すことを実践すると、少しずつでも上記のような変化がありました。

 また、お金も持っているだけじゃダメなんですね。分かってはいても不安ばかりで、貯めなきゃという意識が強かったですが、必要な時にきちんとケチらず使うことが大切、巡り巡って健康にかえってくるわよ、との先生の言葉で、少しずつ不安が取れていきました。

 

 

 実際お教室に通うことで、先生のパワーを直に感じ、同じクラスになった同期の皆さんがいることで励みになり、少し食事が緩んできても2週間に一度教室に行くので気を引き締めることができる環境というのは本当にありがたかったです。そして、ときどき外食をしてお肉やお魚をいただいたりしても、ああ、これを食べることができるだけの健康があるって幸せなのだなぁ、ありがたいなぁと思いながら、罪悪感を感じるのではなく、その場ではおいしく頂くことができていることにも感謝です。

恭子注:素晴らしいプラス思考!

 

 「食は命なり」まさにその通りでした。食をきっかけに少しずつ気持ちが上向きになり体が元気になり行動になっています。

 先生は健康になるためにマクロビオティックをやるのではなく、仕合せになっていただきたいのよ。とおっしゃっていました。健康があるから仕合せになれるのじゃないかしらと思っていましたが、健康になる「だけ」ではイコール仕合せにはならないのだなと最近感じています。料理だけを学ぶだけでも体は変化したと思います。ですが、少しずつ、植えつけていくように毎回先生のお話を聞き、感謝の気持ちを大事にすることで、今、健康になっていくこの過程から仕合せになれるんだと気づきました。

 

 半年という期間で変化を感じながら過ごせたことはとてもよかったです。これから体調を崩すこともあるかと思いますが、崩してしまったとそこに注目するのではなく、どう対処するか原因を見て結果を探せばいいんだということを知りました。まずは玄米クリームからということも!

 

 引き続き実践を通してさまざまな変化を感じ取っていけたらと思います。

 初めてのお料理教室、マクロビの教室が恭子先生で本当によかったです!半年間ありがとうございました。後期もよろしくおねがいします!


 恭子から一言


上にも書きましたように、私が伝えたい恭子式マクロ…食べ方と考え方の間違いが病気の原因…

を、しっかり受け取って確実に健康になられました。透き通るような肌です。

時々これからも脱線はするでしょうが、玄米クリーム、半断食、

玄米とけんちん汁(「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 16ページ参照)で、

元に戻してください。

素晴らしい!方です。


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